こんにちは、なかみちです。
本日は終戦記念日が近いということで、
昨年12月に私が旅行した、
山口県にある離島『大津島』をご紹介させていただきます。
この大津島には、『回天記念館』という施設があり、
79年前までは実際に使用されていた、
人間が乗り込み操縦して敵艦に体当たりをする、
回天とい兵器の訓練が行われていた島になります。
太平洋戦争ではかみかぜ特攻隊という戦闘機で敵艦に突入する
攻撃をよく聞きますが、
この回天は戦闘機ではなく魚雷を使用した攻撃になります。
お恥ずかしい話ですが、
実際にこの回天記念館に行くまでは、
わたしは回天に関する知識がなく
今回の旅行では太平洋戦争に関する
私自身の知見をさらに広げることが出来ました。
山口県周南市にある徳山下松港からフェリーで出港し
いざ島に上陸。
幸いなことに天候もよく、
島を見学させていただくのに最適な日となりました。
下の写真は港で撮った回天のレプリカや、
島内で見た『どこでもドア』?
そして最初にわたしが目指したのは、
回天訓練跡地。
遠巻きに見るコンクリートつくりの建物は、
なんとも異様な空虚感というのでしょうか、
なにか悲しい気持ちが沸き上がる、
そんな光景が広がっていました。
この訓練基地に向かうまでの道のりは、
工場から訓練基地に回天を運ぶための
長いトンネルを通り、
実際に当時の若者たちが兵器を運んでいたのかと
改めて実感。
ここでも、正直つらい気持ちになります。
そして実際の発射するための施設。
長方形に開けられた穴からは
海の中が見えており、
青くてきれいな海なのですが
ものすごく深く、
そして近づきがたい雰囲気が漂っています。
実際に記念館の中に入ると、
そこには回天の歴史や携わった少年兵たちの写真、
そして実際に使われていた遺品の数々の展示がありました。
回天に乗り込む際に、
お尻が痛くないようにするためのクッションや、
一人で寂しくないように用意された人形。
家族にあてた手紙など、
さまざまな遺品が展示。
実はわたし、この山口旅行の直前に
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を
見ていたんですよね。
なのでこの展示物を見た瞬間に涙が抑えきれず、
おじさん一人でシクシクしてしまいました。
一通り展示を見せていただき、
帰りのフェリーの時間まで余裕があったので、
島内にある鬣山を登山し、
途中にある回天見晴台や展望台を見学いたしました。
この鬣山、決して高くはないのですが、
予想以上に傾斜もあり、
登り切ったころには息がゼェゼェ。
でも頂上には大きな風車?のようなものもあり、
絶景とともに開放的な気持ちに。
ここが戦争で使われていた施設があるところだと
感じさせない、そんな場所となっていました。
この大津島では写真のほかにも動画を撮りまくっていましたので、
見せたい光景の写真が少なくなってしまったのですが、
本当にすばらしい場所で、
もっとたくさんの方たちに
この大津島を訪れていただきたいと思っています。
オススメです!!!
では。
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