こんにちは、ミナトです☆
いつも当店タイヤセレクト釧路のホームページを
ご覧いただき、誠にありがとうございますm(__)m
これから卒業式や入学式などが始まってきますね!!!
高校生は、卒業を迎えると就職される方や、
大学へ進学される方もいらっしゃいます。
小学校から高校までの約12年間が終わり、
新社会人として新たな一歩を踏み出します。
学校生活とは違い、社会のマナーや常識に加え、
職場での仕事内容も覚えなければならない上、
上司や先輩にも自分を覚えてもらわなければなりません。
今回は、某大手自動車メーカーの製造工場で、
実際に行われていた、上司から新入社員への
指示をご紹介いたしますm(__)m
現在はやっているかはわかりませんが、
昔(昭和の頃)、某大手自動車メーカーの
自動車製造工場に技術員として配属された人が
受けていた「宝物探し」というトレーニングだそうです。
技術員とは、工場において作業者に技術的なサポートを
する方。上司は新入社員の技術員に対し、
1本のネジを見せ、「いいか、これと同じネジを
探してこい。」というもの。新入社員は「簡単じゃん。」
と思います。すると上司が付け加えて「ただし、
絶対に人に聞いてはいけない。自分の目で探してこい。」
と。それでも新入社員は「簡単だ。」と思います。
そして、工場へ行って新入社員は愕然とします。
自動車工場で使うネジの種類は10~20ではありません。
100~200でもありません。形・色・長さが違うので、
その数は数百種類にも及びます。そのネジを、
働いている人に聞かず、自分の目だけで探さなくては
いけない為、少なくとも3~5日程度はかかります。
なぜ、こんなに手間と時間がかかる事をするのか・・・。
このネジを探しているうちに、新入社員は
3つの事を覚えます。1つ目は工場の配置。どこに
どんな機械や物が置いてあるのか、近寄ったり触ったり
したら危険な場所はどこかなど、人に案内されている
だけではわからない工場内の施設や機械の配置が
わかります。2つ目は作業者と話をする事。
ネジの場所聞く事は許されませんが、
大勢の作業者に挨拶をして新入社員だと伝える事が
出来ます。ネジを探しながら、自己紹介をしている
ようなもの。そのネジを探すのに時間が
かかってしまえば、かえって作業者に名前を憶えられて
得をすることもあるかもしれません。3つ目は
「真剣にモノを見る事」の訓練。これが一番大切で、
ただ見るのと必死になって見るのとでは違います。
真剣になって見ると、工場内の機械や物の配置、
工場内の危険箇所、作業者の手の動かし方などが
わかってきます。これが宝物探しの目的だそうです!!!
大変なトレーニングではありますが、これをやる事で
学べる事や気付ける事がたくさんあると思います!!!
新入社員でなくとも、こういったトレーニングは
タメになるかもしれませんね(^^)