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タイヤアドバイザーの谷口です‼
本日はダンロップの歴史のお話(*^-^*)
【1991年ル・マン24時間耐久レース優勝車 マツダ787B】
ル・マン24時間耐久レースは、
F1モナコグランプリやインディ500と並んで
世界三大レースのひとつに数えられる伝統あるレースです。
ダンロップの市販用タイヤ、ル・マンシリーズの商品名にもなっているので
少し馴染みがあるかと思います。
完走するだけでも困難というル・マン24時間での
勝利はメーカーの知名度や信頼にも繋がりました。
そんな中、1991年に日本車として、
さらにロータリーエンジンとして初めてレースを制覇し
その名を世界に轟かせたのがマツダ787Bでした。
そして787Bの足元を支えていたのは
ダンロップのタイヤでした。
■装着タイヤサイズとホイール
タイヤサイズはフロントが「300-640R18」
リアが「355-710R18」で、
ホイールはレイズのボルクレーシングを使用し、
サイズはフロントが18×12、リアが18×14.75でした。
特にリアのホイールは
リム幅が14.75インチもありますので、
組み上げるのも一苦労だったようです(;^ω^)
■走行距離はなんと4,923km
優勝車ゼッケン55番の787Bは
24時間で総走行距離362周4,923kmを走破。
これは稚内から鹿児島まで一日で
往復したことになります。
それほどの距離を大きなトラブルなく、
しかも最高速約400km/h、
平均速約200km/hで走ることは
どれほど難しいことなのか改めて感じます。
マツダ787Bが残した金字塔は
30年以上経った今でも色褪せること無く、
今後も語り継がれる伝説となることでしょう。
そんな伝説に我々ダンロップのタイヤが
携わっていたことを誇りに感じます