お客様の持込み中古タイヤです。組み付け作業したのですが、パンクしてました。ここまでは中古タイヤでは良くある事なのでとりあえずパンク修理してみました、ところが今度は別の場所から2か所もエアー洩れ、さっきまでは洩れてなかったところです、それでもとりあえずそこも修理してみてとのご要望でしたので2か所追加で修理したのですが、またまた別の2か所からエアー洩れ、とにかくこのタイヤはダメです。おそらくエアー洩れの主原因は内側のどこかに有りセパレーションしているためエアーがタイヤのコードの中を通って次から次へと出口を求めて洩れてきているようです。
中古タイヤのトラブルは多いのですがネット販売の物はクレームが通る事はほぼありません。ほとんどの場合は出荷時に検査しているので取付け後にパンクしたのではないですか?と門前払いされます。多分出品している方も悪気があってパンクしたタイヤを売っているわけではなく気づかずに出品していると思います、小さな穴は取り付けて数日経ってからタイヤがつぶれるまで気が付く事はできませので仕方ないのです。そもそも溝の残っているタイヤが中古品となる理由のひとつにパンクしたから交換したと言うのはかなり多いはずなのです。その他はホイールごと社外品に変えた場合ですがこの場合は中古もホイール付になります。
ネット販売の中古タイヤは気を付けましょうと言うのが本題ですが気を付けようがないので手を出さないのが一番だと思います。
中古タイヤ。
2016.03.21