こんにちは!タイヤランド石巻です。
東北も梅雨入りしましたね。
最近は気温の変化が大きいので、体調管理には気を付けて
過ごしたいですね。
前回の続きです。
今日は、雨の日のスリップの原因について、お伝え致します。
大きな原因は、二つあります。
①空気圧
空気圧が不足すると、タイヤが路面を押さえつける力が弱くなり、
水圧に負けて浮き上がりやすくなります。
②摩耗(残ミゾ)
タイヤのミゾは、タイヤと路面の間の水はけを良くする排水溝の
役割をしています。タイヤがすり減ってミゾが浅くなるとしっかり
排水できず、水がタイヤを覆って非常に滑りやすくなります。
そして、雨の日のスリップは、特に高速走行で起きやすくなっています。
水がたまった路面で高速走行をした時、タイヤが路面をつかみきれなくなり、
ブレーキもハンドルも全く効かない危険な状況になることがあります。
また、濡れた路面では制動距離が大幅に増えてしまいます。
ミゾが減ったタイヤは新品と比較すると、乾いた路面でのブレーキ性能は
大きく変わりませんが、濡れた路面では排水性能が低下してしまうため、
停止までの距離が乾いた路面に比べ約1.7倍にもなり、大変危険です。
雨天の多い時期には、安全に運転するためにも、いっそう注意が必要ですね。
次回は、タイヤ点検のポイントについて、お伝え致します!
雨の日に、安全に走行するために②
2022.06.17