タイヤに「慣らし運転」(皮むき)は必要か？

いつもご覧いただきありがとうございます！
タイヤランド郡山の鈴木です。

今回は新品タイヤの疑問の一つである、
タイヤの慣らし「皮むき」についてのお話になります。

まず初めに結論から、タイヤにも「慣らし」は必要です！


タイヤの地面と接地する部分「トレッド面」には、
タイヤを保護するための油膜があらかじめあり、
新品のタイヤのトレッド面の色が綺麗に見えるのはその油膜があるからです。

触ってみるとわかるのですが、
中古のタイヤより「ツルツル」していて、
この油膜があるうちはタイヤの性能を十分に発揮できないため、
装着後に「慣らし」を行う必要があります。

この油膜があるから「慣らし」が必要なわけではありますが、
タイヤの完成から車両に装着されるまでの間の「保護」の役割があるため、
逆に無くすこともできないのです。


ではどのくらい「慣らし」が必要かと言いますと、
大体「100～200キロほど走ると、
性能がしっかり発揮できていると感じた」といった意見が多く、
かくいう私自身も200キロは本来の性能は発揮できないものと考えております。

油膜があることで多少滑りやすくなっているのですが、
新品タイヤを履いて1,2週間ほどは、「タイヤの慣らし週間」だと決めて、
普段より少しだけ優しく丁寧な操作をしていただければと思います。



最後に１点だけ………
どれだけ高性能なタイヤでも「滑るときは滑ります」
どんな時もそれを扱っている「人」によって結果が変わることがありますので、
ハンドルを握る際は、徹底してリスクを排除した操作をお願いいたします。

最後までありがとうございました
それでは皆様、今日もご安全に！

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