皆様こんにちは。梅雨も明けて、夏本番に突入しました。
この時期、タイヤと並んでトラブルに見舞われ易いのが
バッテリーです。事故につながる確率はタイヤほど高く
ないものの、出先でエンジンが止まった/掛からない等
の事態は何としても回避したいものです。
表はお盆期間中のJAFさんの出動理由ランキングです。
先ず、気温が高く暑いとそれだけでバッテリーは電気を
蓄えにくい状態になっています。そこに来てエアコンや
カーナビ、灯火類など電装品の多用はバッテリーに更に
負荷をかけます。特にエアコンは他に比べて消費電力が
大きく、風量を強くするほど、温度を下げるほど電力を
より消費します。そうなるとオルタネータ(発電機)が
作り出す電気だけでは足りずにバッテリーが蓄えている
電気を使うことになります。オルタネータはエンジンで
駆動されるので、発電するにはエンジンが回転している
必要があり、発電量はエンジンの回転数に比例します。
つまりエンジンが高速で回転していれば発電量は多く、
低回転だと発電量は少なくなります。バッテリー上りの
メカニズムが見えてきますね。となると低速走行になり
やすい一般道路の方がバッテリートラブルが多いのも
納得できます。JAFさんの出動原因の3割以上を占めて
ダントツの1位です。また、これは高速道路なら安心
という話ではありません。帰省ラッシュ等で大渋滞に
ハマれば、条件は一般道以上に悪くなります。それが
高速道路でも112件/4位という数字に表れている
といえるでしょう。
弱ったバッテリーほど、こうした事態に陥るリスクは
高くなります。遠出の前に点検をして、必要があれば
交換しましょう。もちろん点検は無料です。お気軽に
お申し付けください。