皆様こんにちは。今回はエンジンオイルの注ぎ足しについて
簡単にお話します。
エンジンオイルは本来、定期的に交換するものです。オイル
は潤滑・冷却・防錆・密封・洗浄の役割を果たし、エンジン
内部を保護します。しかし劣化したり、減って量が不足すると
その機能が低下し、最悪の場合エンジンのオーバーヒートや
焼付きなどの大きなトラブルを招きます。そうなる前に取り
替えてやるのがオイル交換です。
交換作業は先ず古いオイルを抜いてから新品オイルを入れる
という手順になります。古いオイルは劣化して保護性能が低下
しているうえに多量の汚れを含んでいるので、これを排出して
やることはエンジン内をクリーンに保つうえで、とても重要
です。しかし注ぎ足しはこの「抜く」をすっ飛ばしてしまう
ので、オイルは劣化・酸化したまま、汚れは溜まり放題という
ことになります。注ぎ足しを繰り返すとオイルはやがてヘドロ
状態となりフィルターも目詰まりします。これではエンジンを
保護するどころか、大きなダメージを与えることになります。
ですので、オイルの注ぎ足しは緊急時以外は行わないように
しましょう。