皆様こんにちは。先ずは上の画像をご覧ください。こちらは先日、
当店で交換したタイヤで、骨格に当たる部分からゴムが剥がれる
「セパレーション」を起こした状態です。本症状に関しては6月
3日のお知らせの中でも紹介しているので、よろしければ併せて
ご覧ください 。
今回のトラブルは経年で劣化したタイヤを使い続けたことが原因
です。タイヤの寿命を年数で見る場合、5年が目安です。当該の
タイヤはスタッドレスで、製造からは13年が経過していました。
溝は少し残っていたものの、オーナーの方は、冬タイヤとしての
使用が無理であることは理解していて、夏タイヤとして履き潰す
つもりでいたそうです。古~いスニーカーを引っ張り出してきて
履いたりするとソールが剥がれることがありますが、古くなった
タイヤでも同じようなことが起きる訳です。どちらも部材同士が
接着剤でついているので劣化で剥離します。今回、残り溝でなく、
製造年数で使用の可否を判断する必要がありました。破裂せずに
済んだのは本当に驚きです。さらに、古くなったスタッドレスは
非常に滑りやすかったり危険です。夏場はノーマルタイヤに必ず
履き替えましょう。











