皆様こんにちは。タイヤセレクト松戸では「スタッドレスタイヤ
点検強化月間」を実施しております。点検や履き替えでお越しの
際には、冬タイヤの状態をプロの目でしっかりとチェックさせて
頂いております。せっかく安全の為に履くスタッドレスタイヤが、
危険タイヤとあっては元も子もありませんからね。
そこで、一般のお客様でも簡単にご自分のスタッドレスタイヤの
状態をチェックする為のポイントをご紹介します。
■プラットホーム
雪用タイヤとしての役割を果たすうえで十分な溝深さがあるかを
判定する為の印です。タイヤ接地面溝底の、盛り上がった部分が
それです(写真①)。新品タイヤでは溝の奥深くにあって見つけ
づらいですが、溝が減って浅くなるにつれ表に出てきます。更に
タイヤが減って完全に露出したら、雪用タイヤとしては寿命です。
使用年数に関わらず交換が必要となります(写真➁)。プラット
ホームは等間隔で計4個所にあります。タイヤ側面の ⇑ の刻印を
向いた方向に辿っていけば簡単に見つかります(写真③)。
■使用年数
タイヤは、溝が有る/無いに関わらず一定の使用年数を超えたら
交換が必要です。5年が目安と言われています。おおよその使用
年数が知りたい時は、ステンシルを確認します。ステンシルとは、
そのタイヤがいつ製造されたかを示す記号で、側面に刻印されて
います(写真④)。楕円の中に5115と打刻されています。これは
2015年の15週目、つまり2015年の4月の二週目辺りの製造である
ことを示しています。製造から10年以上経っており、その結果、
骨格に当たる部分からゴムが剥がれる「セパレーション」を引き
起こしています(写真⑤)。仮に溝が残っていても、古くなった
タイヤは思わぬトラブルに見舞われる可能性があることをご承知
おきください。
以上のように、摩耗具合と経年の両面からスタッドレスタイヤの
状態を確認することができます。それでも判断がつかない場合は
お気軽にご相談ください。











