こんにちは。タイヤセレクト上越です。
本日は先日のお知らせに引き続きスタッドレス履きつぶしのデメリットについて紹介していきます。
今回は②制動距離が伸びてしまうことについてです。
制動距離とは簡単に言うとブレーキをかけてから完全に停止するまでの距離のことです。
つまり夏タイヤよりもすぐには止まれないということになります!
スタッドレスタイヤは、夏タイヤと比較してゴムが柔らかくできているので、
より高温になる夏の路面では、柔らかくなりすぎてタイヤ自体が歪みます。
よってブレーキがかかりにくくなってしまいます。
また雨の日はさらにブレーキがかかりにくくなります。
夏タイヤと比較して溝が深く、細かい溝が多数あります。
これらの溝は吸水性能をよくする構造になっています。
よって雨で路面が濡れているときは、スタッドレスタイヤが水を溜め込んでしまい排水性能が低下して、さらに滑りやすくなるんです!
雨の日に高速道路で運転する方は特にご注意ください!
以上のようにスタッドレスタイヤはすべりやすく、制動距離が伸びてしまいます。
履きつぶそうと考えている方は特に雨の日に慎重な運転をお願いします!
次回はデメリット③について解説しますので、更新をお待ちください。
本日もご観覧ありがとうございました。
スタッドレスタイヤ履きつぶしのデメリットについて②
2021.04.25