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タイヤのひび割れはなぜ起きる?


こんにちは。タイヤセレクト上越です。
毎度ご利用いただきありがとうございます。

今回は先日に引き続きひび割れについてのお話になります。

先日はひび割れを放置するとタイヤが変形したり、バーストの危険があるというお話でした。
では今回はなぜひび割れが起きてしまうのか?といった部分を解説していきます。

タイヤはゴムでできているので、年数が経つとひび割れが発生します。
これはご存知かと思いますので、深堀りして他になにが要因でひび割れが起きてしまうのかを3つほど挙げていきます。

①空気圧不足
タイヤといえば空気圧が大きく関係しています。
当店のほかの記事にも空気圧は大切だと書いていますが、ひび割れにも関係しているんです。

空気圧が不足すると、タイヤがたわんでしまいます。
つまり車の重さに負けてタイヤが押しつぶされていることになります。

また空気圧を補充しているつもりでも重い荷物をたくさん積んでいたりすると、実は空気圧が足りていない可能性だってありますよね?

このように空気圧不足によりタイヤに負荷がかかりすぎひび割れが起きやすく、また進行させてしまう原因になってしまいます。

②紫外線
実はタイヤは紫外線と相性が悪く、紫外線を浴びると表面で化学反応が起きひび割れが発生しやすくなります。

タイヤにはもともと紫外線対策として劣化防止剤というものが含まれています。

しかしアスファルトの照り返しなどで高温になると熱で防止剤が気化してしまい、せっかくの効果が台無しになってしまいます。
さらに、熱はゴムの乾燥も早めるなどタイヤにとって負担になります。

③油性タイヤワックス
タイヤワックスには大きくわけて2種類あります。
「油性ワックス」と「水性ワックス」どちらもタイヤをキレイに見せようとする艶出し剤です。

水性ワックスは水に溶けるので雨などですぐ落ちてしまいます。

しかし油性ワックスは強力でゴムに染み込みます。
一瞬いい印象に思われがちですが、実はタイヤにとってよくありません。

成分の中に、紫外線に反応するものがあるようで、ゴムのしなやかにする成分と一緒に揮発していくのです。

油性タイヤワックスを洗車の度に塗り続けてしまうと、劣化を早める原因へとつながります。
2年ほどでひび割れが深刻になってしまっているタイヤも見かけます。

使いすぎには注意しましょう!

以上3つの原因を紹介しましたが、ひび割れはどうしても起きてしまいます。
進行を遅くするように日々点検を心がけていきましょう!

当店ではもちろん無料で点検していますので近くに寄った際ぜひお立ち寄りください!
皆様のご来店お待ちしております。


2021.07.11

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