オイル交換はほとんどの車が5,000kmごとで良いと思っていますが、メーカーの推奨が5,000kmシビアコンディションでは2,500kmと指定されている車では2,500kmごとをお奨めします。
短距離の移動だけだからシビアでは無いというのは間違いで短距離移動が多い=油温が上がらない乗り方はシビアコンディションの代表格です。
この短いサイクルが指定されている車は理由があります。燃費重視の設計のためタイミングチェーンが早期に伸びるなどの不具合を起こす車が多発しているからです。ゴム製のタイミングベルトが10万キロごとの交換だという事は良く知られていますが、金属のタイミングチェーンは通常は10万キロを超えても交換不必要な耐久性の高い部品なのですが燃費向上の為に極力抵抗が少なくなるようにした結果、オイルの潤滑性が落ちた状態では耐久性が落ちてしまったようです。それを証明するかのようにこれまでは特に点検不要だったタイミングチェーンの点検を24か月毎との表示も同時にあります。
オイル交換2,500km。
2016.03.28